MESSAGE FOR YOU

院長・副院長・看護部長メッセージ

看護部長

森田 泰子

より良い看護のために
患者さんはもちろん、働く人にも寄り添う

前の病院で40年、神野病院で約7年、看護師として50年弱のキャリアを歩んできました。当院に入職後は電子カルテの運用や、より高いレベルの看護を提供するために多職種が関わる様々な委員会を立ち上げるなど、職場環境の整備に注力しています。
私が考える看護師に大切なポイントは2つです。一つは単に優しいだけでなく、患者さんが自分でできることを見極め、不足している部分を支援しながら、患者さん自身でケアができるように看護すること。そしてもう一つは患者さん一人を任された際に最も必要な「アセスメント能力」をきちんと持つこと。特に当院は高齢者の患者さんが多いこともあり、患者さんの状態変化を早期に察知し、的確な判断を下す高度なアセスメント能力が、看護の質を大きく左右する重要な要素になります。
看護部では、看護師一人ひとりが「思いやり、併せて向上心」をモットーに、やさしく思いやりのあり看護、根拠に基づいた適切で細やかな看護、患者さんのそばにいる看護を提供し、退院後の生活も見据えた支援ができる看護師の育成をめざしています。そのために看護師長とも連携しながら、個々の看護師の目標設定や評価制度を完備し、誰もが安心して長く働き続けられる体制を整えています。
看護職を長く続けるためは、仕事と生活の両立が欠かせません。その点、神野病院は非常に柔軟で、本人の希望を聞いて夜勤を減らすなど、ライフスタイルや目標の変化に合わせて働き方を変えることができます。シフト管理を担う師長の頑張りで、時間外勤務も激減し、皆がやりがいをもって楽しく働いていることが何よりの特徴です。私たちは、看護師として患者さんはもちろん、働いている人の人生にも寄り添いたいと考えています。仕事の悩みや、患者さんのケアに困ったりすることがあっても、相談できる環境があり、話を聞いてくれる人がいます。1人で悩まず、皆で一緒にチームでケアしていることを忘れず、頑張っていきましょう。