MESSAGE FOR YOU

院長・副院長・看護部長メッセージ

副院長・理事

井上 洋一

患者さんがめざすゴールを理解し、
その方にとって最適な医療を追求する

神野病院は私の母方の祖父・神野泰が1964年に姫路初の整形外科専門病院として開業。1999年からは父で内科医の井上圭介が2代目院長となり、内科的な診断や治療が必要な整形外科の患者さんに対するバックアップ体制を整えました。父亡きあとは叔父の日髙康博が3代目院長として病院を継承し、診療にあたっています。当院の特徴は、外傷や骨折などの救急・急性期疾患から、関節や脊椎の変性疾患、骨軟部腫瘍まで、幅広い疾患に対応できること。「何かあれば、神野に行けば大丈夫」「神野病院ならば、何とかしてもらえる」と地元の皆さんから信頼される医療機関であるべく、時代のニーズに合わせ、発展的に進化していくことが私たちの使命であると考えています。
2022年から神野病院で勤務する私は整形外科診療のなかでも人工関節を得意とし、ナビゲーションシステムによる正確な手術を実現しています。ほかにも院長の手外科、リウマチ・腫瘍の青木康彰副院長と各専門医が最適な治療を提供し、多くの患者さんの痛みや痺れ、身体の動かしにくさを解放。検査技師、診療放射線技師、麻酔科医、リハビリテーション職員、看護師、薬剤師、栄養士、医局スタッフ、様々な職種の職員が一丸となり、質の高い医療を生み出しています。直接的に治療に携わらない人であっても私たちは皆、医療人です。医療人として自分たちに課せられているものは? 私は患者さんに寄り添い、その気持ちを理解することが何よりも大切だと考えています。何をしてほしいから神野にいらしたのか、何を期待されているのか。手術後どうしたいのか。痛みはないけれど、不安が大きいという患者さんもいらっしゃいます。「大丈夫」とお声かけするだけで、安心される方もいらっしゃるということです。
少しでも患者さんのQOLを上げる、その方の人生をちょっとでも良くする手助けをしたいという使命感、志のある方と共に頑張っていきたいです。患者さんの喜びを通して、私たち自身の生きる喜びも感じてもらえるよう、最高の勤務環境を用意してお待ちしています。